Linuxサーバの移行が淡々と終わる一方で、Windowsサーバの移行はドメイン・ライセンス・共有フォルダといった「Windowsの生態系」ごと動かすことになり、想定外が出やすい領域です。現場で実際に踏んできた落とし穴を7つ、対策とセットで並べます。

01落とし穴①〜③:ドメインとネットワークの前提

02落とし穴④〜⑤:ライセンスと時刻

03落とし穴⑥:ファイル共有とプリンタの経路

サーバは移ったのに共有フォルダの参照だけオンプレに残り、拠点⇔AWS間をファイルI/Oが往復して「全部が遅い」——移行後によくある構図です。ファイルサーバの移行(FSxの記事)をサーバ移行と同じ計画に含め、参照経路を揃えてください。プリントサーバや複合機のスキャン連携も同様に忘れがちです。

04落とし穴⑦:EOL間近のOSを「そのまま」運ぶ

サポート終了が近い(または過ぎた)Windows Serverは、持ち込めたとしてもセキュリティ更新の問題が残り続けます。移行はOS更改の絶好の機会なので、「そのまま運ぶ延命」と「この機に上げる」をサーバごとに明示的に判断してください。判断を先送りしたサーバの一覧は、そのまま将来のリスク台帳になります。

現場のコツ:全数を一気に上げる必要はありません。「外部公開・重要データに触るものは更改必須、閉域の社内ツールは延命可」のような基準を先に決めると、判断が機械的に進みます。

05チェックリストとして使う

この7つ(DC複製・IP直書き・DNS・ライセンス・時刻・共有経路・EOL)は、移行計画のレビュー観点としてそのまま使えます。MGNのテスト起動時の確認シナリオにも、この7項目を必ず含めてください。

Windows系の移行はEMWの得意領域です(AD・ファイルサーバ・基幹連携を含む移行の実績多数)。移行対象一覧に対する「落とし穴レビュー」だけのご依頼も歓迎です。

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